一般家庭に真空ポンプ

一般家庭で真空ポンプを用いるとすれば、一体どのようなシチュエーションが考えられるでしょうか。真っ先に思いつくのは、高野豆腐やドライフルーツのように、真空乾燥技術を用いて作られる食材の自作でしょうが、これはあまり大きな需要が見込めそうにありません。ただ、食物を保存するのに真空を利用するのには、一定の需要があるかも知れません。

冷蔵庫に真空ポンプを内蔵して食品の長期保存に利用することも考えられますが、生鮮食品を真空中に置いておきますと、水分が蒸発して高野豆腐のように干からびでしまいます。そこで、冷蔵庫を閉めると同時に一旦真空引きをして、ある一定の真空度に達したら、今度は幾分水蒸気を含んだ窒素を満たしてやれば良いのです。

そして、再び冷蔵庫を開ける前に中に酸素を供給して、窒息しないようにします。問題は窒素と酸素をどうやって供給するかですが、一般家庭に窒素ボンベは物々しいので、周囲の空気から窒素・酸素だけをより分けるのが良いでしょう。あまり頻繁に開け閉めするのには向きませんが、ビールの冷蔵などのように真空のままでも支障ない場合もありますので、将来は商品として成立する可能性はあります。

食料品を保存するのが主目的の冷蔵庫ですから、真空の質も問題になります。ロータリーポンプではオイルミストが漂いますし、騒音も問題になりますので、メカニカルブースタポンプを内蔵させるのが最適でしょう。

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